今週は南さつま市・旧津貫小学校へ。
校舎跡を加工場として活用している清木場果樹園の清木場真一さんにお話を伺いました。
大正5年、津貫にみかんが入ってきてから、果樹園を代々経営して3代目。
時代とともに金柑が中心の栽培となり、現在は数多くの加工品も作っていらっしゃいます。
清木場果樹園の代表的な商品といえば、完熟きんかん黄金丸。
一般的なきんかんは11月から3月まで販売されていますが、この黄金丸は、木の上で完熟させてから収穫するため、1月中旬ごろから出荷しています。
こだわりは「土」。
土壌改良して微生物を増やし、その微生物たちが活性化することによって栄養が豊富になり、美味しい完熟きんかんになります。
そんな完熟きんかん黄金丸をはじめ、様々なかんきつ類をより美味しく加工!
20年ほど前にきんかんジャム作りからスタート。
添加物の代わりにサツマイモ発酵液を使うなど、地元産・国産の原料にこだわっていらっしゃるそうです。
そんな清木場さんは、地域特産物マイスターの資格をお持ちなんです!
地域特産物の生産、加工などの分野で卓越した技術、技能を有し、 産地育成の指導者となる人材として、公益財団法人日本特産農産物協会によって認定、登録されます。
鹿児島のかんきつを全国の食卓にお届けして、地域の発展に貢献することを理念にしていらっしゃる清木場さん!
来週もたっぷりとお話を伺います。