今週は鹿児島市から北上して、出水市役所へ。
企画政策課 山﨑裕樹さん(右)にお話しを伺いました!
出水市はSDGSを達成するために特に優れた取り組みを行う自治体を国が選定する「SDGS未来都市」に選定されています。
環境、社会、経済の3つの側面で新しい価値を作り出し、持続可能な開発を実現するポテンシャルが高い町が選定されているそうです。
指定の際に制定した「SDGS未来都市計画書」には、出水市が持続可能な社会を目指して取り組む具体的な施策を詳細に盛り込んでいます。
地域の特性を生かしながら、経済、社会、環境の3つの側面でバランスの取れた発展を目指した取り組みとして、ラムサール条約、湿地の保全、利活用に関する取り組みはもちろん、地域エネルギー会社を設立して再生可能エネルギーを活用したゼロカーボンシティの実現、またジェンダーの取り組みなどを推進することとしているところだそうです。
その中で力を入れている分野は…
出水市の環境に関するトピックスといえばやはり…越冬地としてラムサール条約にも登録されている、ツルの渡来!
ただ、あまりにも市民にとって当たり前過ぎる、ツルがいる貴重な環境を守ることの必要性や地域資源として有効活用するという思いが薄れていると感じられるそう。
そこで、自然環境に親しむ機会や湿地の働き、重要性などについて理解するためのイベントや出前講座などの機会を提供しています。取り組みや鳥インフルエンザ対策など、総合的に取り組んでいるのだそうです。
来週は、市内の様々な企業とともに取り組む内容についてお話を伺います。