今週は、鹿児島市与次郎の康正産業へ。

康正産業とは、南九州で、和食焼肉のふぁみり庵はいから亭や回転寿司の寿司まどかを中心に、9業態51店舗の飲食店を運営している企業。
様々なSDGsの取り組みについて、今週はSDGs推進室の上原ひとみさんにお話を伺いました。

まずは、美味しいごはんのSDGs!
15年以上前から無洗米を使用しており、水の使用量は勿論、とぎ汁を出さないことによる汚濁物質の排出を抑え海の環境保全に繋げていらっしゃるそう。
水の削減量は、年間でペットボトル約5,000本分の削減になるんだとか!

また、食に携わる企業として私たちが普段当たり前に食べているお米がどのように作られているのかを知り、農家の方の苦労や想いを体験し、食への感謝の気持ちを育む一環として6月に田植え・10月に稲刈りを行う「産地交流会」を実施しています。

外食産業の取り組みで切っても切り離せないのが、「生ごみ」。
削減の為に、生ごみの計量を行う事で意識を生ごみ削減への意識を高めており、水切りをしっかりと行う事で生ごみの排出量の削減に繋げていらっしゃいます。
また、店舗でおろした魚のアラ等も「あら汁」として提供しているんだとか!
漁の際に捕れた魚に合わせてその日限りのメニューを提供することで、無駄にしないというのもSDGsの取り組みとして各店舗で行われているそうです。
日替わりメニューを探して注文するのもSDGsに繋がる!というのは意外ですよね。

そして、お客様の食品ロス削減に対する意識を高めて貰うために、啓蒙活動として食べ残しのお持ち帰り容器モッテコの試験導入を行っています。
食品ロス削減のため、食べ残しを持ち帰ることのできる仕組みで、環境省なども推奨しているのだとか(ただし、お客様の責任の下お持ち帰り頂くことになることをご了承頂いた上で…となります)

来週も様々なお話を伺います!!