今週も枕崎市桜山東町・株式会社厚石園にお邪魔しました!

お話を伺ったのは、代表取締役 厚石和宏さん。

株式会社厚石園では、農薬を一切使わずお茶を育てて、肥料も開発しながらお茶の販売まで行っています。

今週はその「肥料」について。
元々は、お茶の美味しさを追求するため、肥料にこだわるようになったのがきっかけ。
カツオの街・枕崎ならではのカツオの抜き骨や落ちた身、豆腐屋さんで出てくるおから、豚の精肉する際に出てくる血液など、産業廃棄物として処理されるものを原料に製造された肥料なんです!
乾燥工程の燃料も、住宅の廃材などを利用。

この肥料は自社使用だけでなく、販売も行われており、静岡のみかん農家の皆さんも利用していらっしゃるとか。
自社で使用しているからこそ効果を実感しながら、肥料の改良なども行っているそうです。

厚石さんの未来への想いは…商売は自分たちだけでできるものではなく、地域が元気であることが大切だと考えているそう。
これから子供たちが生きていくところを作る上でも、自分たちが元気であれば、その次の時代も作っていけるのではないか。
そのために横で繋がって、一緒に手を組んで作っていければいい…とお話してくださいました。

ちなみに!枕崎のお魚センター前にある「厚石園みなと店」では、美味しい茶ビールなどもご用意があるそう。
ぜひお立ち寄りください!