今週も鹿児島市呉服町のHITTOBEへ。
株式会社KCL 代表取締役 中川恵美子さんにお話を伺いました。
株式会社KCLは、ピアノ教室や学習塾といった教育サービス事業を30年余りしたのちに本格的に法人化、現在は人材育成を行っている企業。
登記上、本社はコワーキングスペースであるHITOBEにしているそうですが、これもある意味SDGsのひとつ!
霧島市や福岡など系列のオフィスが自由に使える仕組みをフル活用、そしてオンラインをフル活用した事業にしたいという想いもあるそう。
実際、経理業務は関西のスタッフが担っているそう!
全てデジタル化することによって在宅業務も可能にし、女性が働きやすく、心地よく働けることが、KCLにとっても大事なコンセプトになっているとのこと。
さて、そんな株式会社KCLのお仕事の中には「SDGsの推進」も挙げられています。
2019年から推進事業に取り組んでいますが、最近は「SDGs」という概念よりも一歩進み、「脱炭素」や「ウェルビーング」など、より具体的なキーワードが重要になってきているそうです。
鹿児島は自然がかなり身近なのか、環境に対する取り組みも多いとのこと。
中川さんも携わっている、高校生たちがSDGsのアクションプランを色々考える「SDGs未来甲子園」でも、自然と人とが結びついたものがとても多く、感動することが多いとお話しくださいました。
そのSDGsに対する感覚、注目を持って大人になっていく高校生たちの存在は、とても心強く感じますよね。
株式会社KCLとしてSDGsに関する事業の1番は、子どもを持つ保護者の方と、家庭を社会や世界に結びつけたいという思い。
わかりやすいキーワードとして「起業家育成」ということで、女性限定に絞っての企業家を育成する事業を1つの軸としてます。
その中でも、飲食事業に関わりたい方向けに、よかど鹿児島で「キッチン360」を運営していらっしゃいます。
興味のある方はぜひ株式会社KCLホームページをご覧いただくか、「キッチン360」で直接ご相談いただきたいとのこと。
SDGsというのは、世界のため・地球のためだけではなく、本当はみんながそれぞれが心地よい人生を過ごしてもらえるためのものだと思うとお話ししてくださった中川さん。
ありたい自分はどういう姿なのかをしっかり描き、そのためにはどうしたらいいかっていうその部分をサポートできるような企業として成長していきたいと笑顔で語ってくださいました。