今週は鹿児島大学下荒田キャンパスへ。
鹿児島大学水産学部 教授 大富潤先生にお話を伺いました!

専門分野は水産資源生物学。
かみ砕くと…魚などの生態から水産業を活性化する研究する分野、なんだそう。

そんな中で「かごしま深海魚研究会」の代表もしていらっしゃいます!
2020年に産官学が連携して設立された任意団体。
鹿児島大学の商標でもある「うんまか深海魚」ブランドの認知度向上、食材としての普及により、かごh島を元気にしよう!という活動を行っていらっしゃいます。
このポスターをスーパーや飲食店で見たことのある方もいらっしゃるのではないでしょうか?

この「深海魚」というのは、生活の大部分を推進200mくらいのところで過ごしている…というもの。
鹿児島は錦江湾内や東シナ海のすぐ近くなどに深海が広がる、非常に恵まれた地形。
つまり深海魚もたっぷりと捕れる漁場が広がる場所なんです!

しかし、鹿児島は全国的に見ても魚をあまり食べない県なんだそう。
しかもあまりメジャーではない深海魚は、ほかの魚とともに網にかかったとしても、捨てられてしまうことが多いのだとか。

漁業関係者にとっては網にかかっても売れない存在…
海に戻したとしても深海にで住んでいるため死んでしまう…
つまり深海魚を生かすことで、漁業関係者にとっては収入アップ、海に戻さなくなることで環境への負荷も減る…など、いいこと尽くしなんだそう!
漁業の未来が明るいものになるための取り組みが、深海魚の活用とも言えます。

すぐ近くにあるのに、詳しくその姿が見えないがために活用しきれていない分野でもある、深海。
来週もよりディープなお話を伺います!