今週も鹿児島大学下荒田キャンパスで、鹿児島大学水産学部 教授 大富潤先生にお話を伺った模様をお送りしました!

大富先生が代表をしていらっしゃる「かごしま深海魚研究会」は、020年に産官学が連携して設立された任意団体。
「鹿児島を西の深海魚王国に!」という目標があるとお話くださったのですが、「では東は…?」というと、静岡。
ブランド化されている「金目鯛」をご存じの方も多いのではないでしょうか?

ここで「金目鯛って深海魚だったんだ…」と思った方も多いはず。
鹿児島は深海が多く、深海魚の宝庫でもある!というお話を先週ご紹介しましたが、皆さんも知らない間に深海魚をすでに召し上がっているのかもしれません。
たとえば、薩摩半島の東シナ海沿岸で名物になっているタカエビも深海に住む生き物!
深海魚といえば見た目にインパクトのあるイメージですが、それだけではないことがよくわかりますよね。
とはいえ、色が鮮やかなものが多いので、その部分にもぜひ注目していただきたいです。

昔は地産地消、陳列された魚で季節のせつの移り変わりを感じることも多くありました。
それがその地域の食文化でもあったわけです。
地元の魚を食べることが、鹿児島の文化を守ることにも繋がるんだという新たな発見のあった取材になりました。

これからは生息域に関係ない「かごしま希少魚」のブランド確立にも取り組みたいという大富先生。
気になる方はぜひ「かごしま深海魚研究会」ホームページをご覧ください!