今週は鹿児島市天文館へ。
鹿児島県ユニセフ協会にお邪魔しました!
お話を伺ったのは、事務局長の上原志津子さんと、事務局次長の増田淑子さん。
「ユニセフ」は、皆さんも学校で習った記憶があると思いますが…
国際連合児童基金という、 世界の子どもたちの命と権利を守ることを目的とした国連の機関。
最も支援の届きにくい子どもたちを最優先に、世界の約190の国と地域で活動しています。
そして「ユニセフ協会」は、日本ユニセフ協会と協力協定を結び、募金活動や広報活動をしている団体なんです。
お預かりした募金は全額「ユニセフ」へ。
つまり、「ユニセフ」の活動のための資金につながる募金を、ユニセフ「協会」が担っているということなんです。
ユニセフの活動で大切なキーワードというと「子どもの権利条約」。
1989年に国連で採択された、世界中の全ての18歳未満=子供たちが持つ権利を国際条子供 が生きる権利、育つ権利っていうのはもちろん、プライバシーや名誉が守られるなど、全部で54条の条約となっています。
日本は1994年に批准してちょうど今年で30年目となっています。
日本国内では、募金活動はもちろん、子どもたち自身がこの条約について知ることも1つの目的として、学校での出前授業の取り組みも行っているそう。
例えば「水と衛生」という項目では、水が簡単に手に入らない地域に住む子どもたちの生活を紹介し、そこにユニセフがどのような支援を行っているかなど動画を見てもらったり、実際に現地の子供たちが使用している水瓶で実際に水を汲み、その水運びっていうのを体験してもらったりしてます。
学校募金など取り組んでいる学校もあり、その募金の流れの紹介や、実際に100円の募金がどういう支援物資に変わって現地に届けているなどのお話も具体的に話しているのだそう。
来週も「鹿児島県ユニセフ協会」がどのような活動をしているのか伺っていきます。