今週も、デザイン事務所である「アトリエサラダ」德永孝平さんにお話を伺いました。
鹿児島を拠点に、夫婦で事業を行っていらっしゃるデザイン事務所で、德永さんは一級建築士の資格をお持ちなんだそう。
これまでに数々のリノベーションに携わっていらっしゃって、話題になっている、鹿児島市・薬師温泉のリニューアルも手掛けていらっしゃいます。
今週は、そんな施設だけでなく、賃貸マンションの一室のデザインも担当されたというお話。
塗屋本舗が手掛けるリフォームプロジェクト第1弾!
今回は、予算を抑えた形で「塗装ありき」のリノベーションのデザインだったそう。
予算が限られている中でどう特別感を出すか、部屋の資産価値をどう向上させるかがポイントだったそうです。
今回は躯体だけを残す大規模リフォームである「スケルトンリフォーム」ではなかったそうですが、ベースの間取り・デザインがあったほうが。おもしろいことができたりもするんだそう。
今回は、印象的な色使いに仕上がったんだそうですが…
その中でもたっぷり伺ったのは、キッチンのお話。
天井も壁も、暗い色!
あえて暗い色を使って、空間を締める効果を狙ったんだそう。
また背景が黒だと、そこに立つ人が際立つという効果があり、人が立つ空間だからこそあえて使ったとお話頂きました。
照明も、明るさのデザインではなく、暗さを生かしたデザインに!
施設からマンションの一室まで幅ひろくてがけていらっしゃる德永さん。
建築物の構造の躯体は、きちんと作れば100年持つといわれているそうで、「建築はリノベーションの時代に突入した」とお話くださいました。
そして、デザイナーとして、塗屋本舗の使い方のポイントを教えてくださったのが…
小さな範囲のカラーサンプルよりも、実際に広い範囲の壁に塗ると明るく感じるといわれているそう。
その辺りも含め、塗装のプロに相談してみるといいですよ!とのことでした。